最高の2冊
本日は、本のご紹介。最高の2冊です。
呉 勝浩「爆弾」
酔っぱらいの、「スズキタゴサク」と名乗る人物が警察に捕まり取調室で予知能力があると、言い出す。
すると実際に爆弾が、爆発。1カ所だけではなく、次も、また、次も。
スリリングなサスペンスと思いきや、かなりの心理戦。実際にこんな奴がいたらやだ。
一気読みした割には、煙に巻かれた感じ、でも、面白かった。
もう一冊は、月村 了衛「脱北航路」
国家の矛盾に耐え兼ね、45年前に北朝鮮に拉致された女性を連れて日本に亡命する。
潜水艦艦長・桂東月(ケ・ドンウォル)そして、脱北に同意した部下たちの2日間。
そんな彼らを朝鮮人民軍が逃がすわけはなく、特殊部隊・爆撃機・魚雷艇・対潜ヘリ・コルベット艦
息つく間もなく送り込まれる。攻撃を潜り抜け無事、日本にたどり着けるのか。
「国家」「政治」「人間」の虚実を描き、日本という国への警鐘を鳴らす作品では。
最後は涙・涙 しかし、よく刊行できたなと思いました。北朝鮮は読んでいない?
最近、調子が悪い。気候のせいかな・・・内田でした。
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