塗り壁の剥離
花屋さんに外構の改修を頼まれました。オーナー様が塗り壁の塀をご希望になられその上に高さ30センチをほど鋳物の飾りフェンスをつけました。しかし完成後3ヶ月のアフター点検で塗り壁部分が何箇所かブクブクと浮いてきているのを発見しました。原因は施工時にブロックの中が湿っていたためだと判断し、全てを解体し今度は下地ブロックを十分に乾燥させた後、塗り壁を施工いたしました。しかしまた2ヶ月ほどするとブクブクと塗り壁が膨らんできました。塗り壁が膨らんだり剥がれたりするのは下地の乾燥が足らないか、雨水の浸入しか考えられず悩んだ結果、飾りフェンスの柱の埋め込み部分が長い為、わずかな雨水でもそれを伝って下地ブロックの内部に浸入していると判断し、フェンスの柱を少しカットし上部をシーリング処理をしてサイド塗り壁の施工を行った結果、ふくらみ、剥がれはなくなりました。